超三結 6GW8 グリッド接地シングル音声増巾器
friendsofvalves さんのミニアンプが完成し、見た目もいい感じに仕上がっている。
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しかし必ずしも満足いくものでは無かったようで、制動係数 DF が低いのだという。うーむ……五極管で五極管を駆動しているから、内部抵抗が高く出力インピーダンスが上がるのは、負帰還を掛ける前なら、その通りだ。しかし、その分だけ利得も上がるので、負帰還を掛けるとより深く効く筈なのだが。

やっぱりカソード・フォロワが思い通りに動いてないのでは……
改良案
では、お前ならどうする。と聞かれたなら、このようにする一案。

6GW8 三極管部のプレート曲線に、25kΩの負荷線を引いてみる。一例として動作点を 250V1mA、バイアス -2V にしよう。
6R-R8 は、……困った。資料にプレート曲線がない。でも、404A が原型だという意見があったので
404A のプレート曲線を基に……って、なんだコレ?


背の低いミニチュア管の分際で、ここまで電流流していいのか。プレート損失3W?無理がないか?某アンプに使われてから忌避していたけど、こんな単段アンプでも組めそうなタマだとは思わなかった。

試しに、130kΩ負荷線を引いてみる。バイアス深めにしないと、電流が流れ過ぎて困るような…… プレート電流を1mAくらいに抑えるなら、バイアス - 3Vは要りそうだ。

五極管なのだからもう少し流した方が安定するか。70kΩ負荷線を引くと、こんなもんかね?いや、ここは電圧を抑えたいのだった。

と言っても、Eb = Ec2 = 80V 辺りでバイアス -1Vのとき Ip = 4mA くらい。Eb = Ec2 = 70V で Ip = 2mA ?負荷は100kΩ近く要りそうだ。逆に考えて、陽極に 80V 掛けるには負荷抵抗に 170V 食わせることになり、2mA なら 85kΩ。ふむ…
カソード・チョーク負荷


代わり映えしねぇ設計だな……でも、初段と次段を直結しつつ、初段の負荷インピーダンスを確保するには、カソード・チョークでないと難しい。
抵抗負荷の場合

抵抗負荷でやろうとすれば、負電源で引っ張るしかない。そうしないと、カソード・フォロワのカソード電圧が高過ぎることになる。次段と合わせる必要もあるから、半固定抵抗にして調節する以外、上手いやり方は思いつかない。
能動負荷の場合
定電流ダイオードは、たぶん4V前後で動作すると思うが……具体的に何Vになるか解らない。0Vは有り得ないから、入力コンデンサは外せない。上手く行けば利得は高くなる。
などとダラダラ書いていたら、先を越されてしまった。
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コレはこれで興味深い。