モーツァルトピアノ協奏曲全集:イングリート・へブラー(Pf)コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団
しばらく前に入手したイングリート・へブラー女史によるモーツァルトのピアノ協奏曲全集を聞いている。実にきれいなタッチで、録音も癖がなく聴きやすい。タワーレコード限定企画だからか、AMAZON には出ていない。
モーツァルト弾きとして人気のあったピアニストで、だからこそボックス・セットも出ている……はずなのだが。ネット検索してみると、今や自分が思っていた程でもないようだ。そう言えば原盤からして、フィリップス・レーベルの廉価盤シリーズとして出ていたような……
LPレコードの売れ行きがそれ程でなくても、こうしてディスクが発売されるのは、とても良いことだと思う。残念ながら優れたアルバムでも、廃盤して顧みられないものは少なくない。
L'été Sakana
大傑作であると常々友人に吹聴してきた、Sakana というバンドの代表作 L'été (夏)というアルバムは、廃盤となって久しい。
フォーマットはロックンロール・バンドのそれでも、静謐かつアヴァンギャルドなこの音をハードロックと称するには、いくら何でも無理がある。といって jazz を披露しているでもなく、 AOR のヘナヘナ音でもなく、フォーク・ミュージックでもカントリーでもなく、敢えて言うなら現代音楽。要するにジャンル分けできないユニークな音楽。その点に於ては、幾ら褒めても褒め過ぎにならない傑作なのに、もはや製造されていないのは、文化の缺陷であると思えてならない。
PT15 シングルアンプ再考
さて、friendsofvalves さんの PT 15 シングルがやや苦戦中らしく、此方でも考えてみた。
friendsofvalves.hatenablog.com
PT15 という球
改めて規格表を探すと、堂々たる送信管。プレート電圧 1000V 以上で真価を発揮するような大物だ。

取り敢えず500Vで5kΩ負荷とすると

住んでる世界が違う気もするが……トランス駆動でなければ、パワードライブしかなさそう。低音が足りないというのも、駆動側のパワー不足な気が。となると、駆動段を入れた方が良いのではないか。……しかし、今から?って、無理だな。手持ちの素子を使うとすると……またしても、グリッド接地が使えないかな?カソード接地はそのままにして。
カソード接地+グリッド接地

カソード接地のバイアス回路を、そっくりドライバとしても使う。すると、格子と陰極へ同相入力となるが、格子入力=カソード接地は反転出力、陰極入力=グリッド接地は非反転出力だから、陰極側は負帰還となるのでは?増幅度はどうしても カソード接地>グリッド接地 だから、カソード・フォロワと違って100%負帰還にはならず、少ないながら電圧利得は残る。とはいえ利得は大幅に下がる筈で、三極管接続より五極管接続にした方が有利だろう。
正直、これで問題が解決できるか解らない。駆動力だけは向上するはずで、ただ所詮は思いつきであるから、As Is ということでお願いしたい。
モーツァルト:第21ピアノ協奏曲 ワルター・クリーン
ウィーン生え抜きのピアニストだったワルター・クリーンも、不遇な音楽家だった。録音は少なくないのに、Vox というマイナーレーベルなので、日本国内では相手にされず、廉価盤特集でのみ名が挙がるような。演奏は良くても音が良くないので、お薦め致しかねるという。
モーツァルト:第23ピアノ協奏曲 ワルター・クリーン
しかし裏を返せば、Vox 盤以外は一聴の価値がある。ライブ音源があったので、どうぞ。